武尊山(オグナほたか) 2月11日 ~シーズン13日~

2月11日 武尊山・西俣沢 天気 快晴 気温 -9℃~-4℃

祝日と重なった木曜日、いつものようには行動できないと思い、
普段より2時間半早く自宅を出発する。
高速は順調、5時過ぎにはオグナの第一駐車場に到着。
ちょっと早すぎた⁉
でも、車はすでに15、16台おり、
6時半には第一は満車。
みな気合が入っている。


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7時リフト始動のファーストトラック狙い。
だいぶ後ろになってしまったが、ボーダーが多いので何とかなるでしょう⁉


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気温-9℃、快晴、キーンと冷えた空気が気持ちいい。


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第七リフト。
もちろん面ツルです!!
ほとんどの人がスラロームへ行ったので、
1本目はトレーニングへ。

5、6本、スラロームとトレーニングを滑った後、
第5、第6リフトの始動をカプリコーンで待つ。


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ゲレンデトップから前武尊へ。
しばらく先頭でラッセルだったが、
スプリットのボーダーの方に追いつかれたので喜んで先を譲る。


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景色は最高。
富士山まで見えるが、カメラには映らない。
朝、駐車場でデジカメにメディアを入れ忘れに気づく。
今日の写真はGoProとトルクで撮影。


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その後もひとり、ふたりと追いつかれ、
その度に先頭を譲り、4人で前武尊山頂へ。


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剣ヶ峰手前のコルまではシールとヒール固定で降りたが、藪が濃くてやや苦戦。
剣ヶ峰、向かって右に雪崩あとあり…。
恐々トラバースしていく…なるべく下側を回り込む。


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ボーダーの方はここから荒砥沢へ行くそう。
藪がやや濃そうだが、滑走は問題なさそう。


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無事にトラバース。
破断面は50㎝くらい。
今日のものではないみたい。


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次の目標は家の串。


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この後も急斜面のトラバースが続く。
雪の状態を確かめながら慎重に進むが、
先日の雪崩事故のイメージも重なって、
行くか止めるか迷いながらのラッセル。


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と、ここで後続に追いつかれ、先を譲る。
ひとりだと心細いがトレースがあると心強い。


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家の串への取りつきが急で狭い。
先行者はピークへ向かった。
私は西側をトラバースするが、こちらも急斜面で気が抜けない。
なるべく稜線直下をトラバースする。
樹林があるところはまだいいが、開けたところは足元が切れないか常に冷や冷や。
木の下でほっと一息中。


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中ノ岳と家の串の鞍部あたりで稜線を乗り越えて、
先行者のトレースに合流する。

結果的にはこの日、雪は安定していて、下山まで新しい雪崩を見ることも、
足元が崩れることもなかった。
確信があれば、もっと低い標高で西側をそのまま武尊山へ向けてトラバースし続けたら、
一番早かったかもしれない。


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中ノ岳をトラバースしたところ。
奥のピークが武尊山。
左のトレースが先行者、私は稜線に乗ってみる。


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至仏山と燧ケ岳。
下山してから知ったが、至仏山で遭難事故があったよう。


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シュカブラ。


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シュカブラ帯。


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山頂手前は右から巻いてみる。


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樹氷帯。
この辺はクランポンが効いて歩きやすい。


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武尊山山頂到着。


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川場側から来た登山者で賑わっている。


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360度の展望。
遠くはアルプスや富士山まで。
2月のこんな快晴の日、めったにないのにデジカメ使えず残念…。

休憩後、滑走へ…と言っても一瞬。
中ノ岳手前で再度シール歩行。


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で、問題はここからどうするか⁉
当初は安全確実に前武尊へ戻る予定だった。
朝、カプリコーンで武尊牧場とオグナ間のシャトルバスがあることを知ってしまい、
よからぬチャレンジ精神が働き西俣沢滑走のルートが思い浮かぶ。

源頭部の滑走は問題なさそう。
問題はその下の沢の様子…登り返しは一か所らしい…。
距離は長いが行ける!
こうなると人間の思考っていい方にしか働かないらしい。


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源頭部のパウダーを楽しんだ後、
しばらくは快適にトラバースしてきたがついには沢底に降りざるを得なくなる。
スピードダウンしてストックで漕ぐ。


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1540m付近で沢の様子が怪しくなり、たまらずシールを付け尾根に乗り上げる。
もちろん激ラッセル…藪が進路を阻む(泣)
バスに間に合わない可能性がよぎる…。
早めに高度を上げすぎたかもしれない。
もう少し沢沿いで辛抱してから、尾根に取りついた方が良かったようだった。
尾根を乗り越えるのに1時間弱かかってしまう。


160211_toshou.jpg
尾根を乗り越えてからは、南面のためか雪がクラストしていた。
ゆっくりながら滑走できた…が、西俣沢に再合流手前で雪が柔らかくなりシール歩行。


160211_toshou02.jpg
沢の向こうが林道のようだ。
スノーブリッジを見つけ渡渉する。
林道にでれば…と淡い期待していたが甘くはなかった。
長い下りラッセルの始まり…。


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再度、渡渉する。
地形図には橋らしいのがあるが、実際はさっぱりわからず。


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やっと武尊牧場下に出てきた。
沢を挟んでおり、ゲレンデに行くにも大きく回り込まないといけない。


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逢瀬橋で道路に合流!!
いや~長かった。
オグナのトップから7時間ちょっと。

って、普通なら「おつかれさま~」でここで終わりだが、
単独の私はここからどうやってオグナまで戻るか…。
とっくにバスの時間は終わっている。
タクシー呼んでも、来てくれるようなとこではない。
板を道路脇にデポして、とりあえず、ひたすら歩く。

歩きながら、登山届を提出したスキー場に連絡。
「駐車場に車ありますが、下山はしているので…」
と報告する。

アスファルトの上をスキーブーツで延々と歩く。
下手に歩くとソールを傷めそうなので、なるべくすらないように気を遣う。
1時間20分ほど経過、ヘロヘロになって歩いていたら、
帰宅途中のスキー場のスタッフが見つけてくれた。
駐車場まで送ってくれるという。
あぁ、まさに救世主…。
助かりました。ご迷惑をお掛けしました。


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真っ暗な駐車場にぽつんと私の車1台。
あ~星がきれい。
デポした板を取りに行く。
車だと10分程度…。


160211_gps.jpg
山行としては7時間。
ゲレンデ滑走とスキー場間の歩きを入れると、
総行動時間は11時間!!

終わってしまえばいい思い出⁉
今日も無事に下山できて何より。
これで、しばらく武尊は十二沢と荒砥沢で十分かな。
川場谷もいつかやってみたいが、その時は川場スキー場からがいいのだろう。

Comment

ロングアドベンチャーお疲れ様です!長い一日になりましたね、無事に戻ってこれて何よりです。
武尊周辺の状況はやはり積雪不足でしょうか、、、でも行ってみたいかも(汗)
かぐらは予想通り、それ以上に大混雑でして5ロマは15~20分の待ち時間。どこの斜面もすぐにギタギタなので軽く登ろうかと思いましたが、気力がなくなり5ロマ脇で練習となりました。
今日も幾らか降りそうなので、明日は良さそうですね!羨ましいです。
  • 2016/02/17 09:20
  • か~だ
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Re: タイトルなし

かぐらはやっぱり混みましたか。
オグナは7時からリフトを快適に回せました。
武尊ぜひ行ってみてください。オグナからならまずは前武尊山でしょうか。
例年より雪は少ないですが、滑走には問題ないくらいでした。
かぐらとはまた雰囲気が違って楽しいですよ。
明日は平湯に行ってきます。
上越国境は結構降ってそうですが、平湯はいまいちのようです…。
でも、天気はよさそうなので、頑張って行ってきます!
  • 2016/02/17 18:45
  • happa
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